強制されなくても、やり続けられるものはいくつもあるかもしれませんが、それをやっているときの集中力が、尋常ではなかったり、時間の感覚がなくなったりするような状態を心理学でフローの状態と言います。
その状態に入ると、スキルも挑戦意欲も上がり、完全にのめり込んで、物事の成果が得られやすい特徴をもっています。
あなたは1日のうちフローの状態に入ることはありますか?
集中力が高まっているときと違うの?と疑問に思われる方は、まだそのフローの状態を経験されていないのかもしれませんね。
わたしも好きなことはいくつかあって、それぞれレベルの差があります。
ブログやメルマガをなどの文章を書くことは、まあまあ好きで、書いている間は集中力が高いです。けれど、フローの状態に入っているとは言い難いものです。
では、もっとフローの状態になっているものとは??
人にそれの何が面白いの?と聞かれるようなことで、自分だけが楽しみを見出しているようなことも、強みや特技が趣味趣向が入っていてフローの状態に入っていそうです。
私の場合、商品の仕入れのタイミングや量のコントロール、どのくらいの消費が予測されるからそれに対してどのくらいを仕入れる、というのは、考え始めると止まらないんです。他人から見たら、へ??と思われるかもしれませんが、かなりツボです。
面倒くさそうだな〜と他人は思うかもしれないけど、、わたしは、それに囚われるくらい熱中してしまいます。
けれど、それもフローの状態とは言い難いんです。
ただの熱中です。たられば、たらればを思考が続けていて、止まらないだけという感じで、止めないと疲れるんです。
では、わたしがこれは自分のフローの状態だなと思うときというのは、、、笑
もったいぶるようですが、恥ずかしくて言えないような瑣末なことです。
わたしは、自分でも変な別スイッチが入って別人のようになることがあることを大学生の頃にはじめて自覚して、それは今でも時々起きます。なぜ気がついたかといえば、友人グループが「でた!」という反応をくれていたからです。
いわば、一人演劇状態のときです。次から次にフレーズが出てきて、ノリノリになって、自分の中でイメージが膨らむ瞬間があるんです。
これが発生する条件っていくつかあって、詳しく書くとつまらないので割愛しますが、努力とか頑張るとは別次元の状態で、絶好調で楽しくて、時間の感覚もなくなって、気がついたら周囲が幸せになっています。
学生のとき、彼氏に振られてこの世の終わりだとうなだれていた友人の前で、わたしはバイト先に断りの手紙を書いていたんです。そこで、ちっちゃな演劇が始まったのですが、その泣いていた子があとで、生きる希望がないと思っていたのに、思わずくすっと笑ったら急に場面が変わって救われたと言ってくれました。
わたしは、全く励ますつもりなかったんです。
手紙を毛筆にするか筆ペンにするか、普通にボールペンで書くか悩んでいただけです。笑
あと、芸術系の友人もそれを目ざとく見つけてくれて、よく一緒に舞い踊っていました。
多分フローの状態です。
これを使う仕事の状態にできると、すごいことが起こるのですよね。
多分、施術のときにもこういうのは使っているかもしれませんね。発動条件が満たされないときは、できませんけれど。。愚痴を聞きすぎると力が入らなかったりしますし。。。
実際に舞い踊るってことでもなく、やっていることは、ストーリーメイキングだったりします。それも短編で、三文小説ならぬ五文レベルなんですけど。
次から次に言葉が出てきて、楽しくなる感じ。
ちょうどコピーライトを考えているときとか、その人の特徴を言葉にするときなどなど、短く練るほど、フローに入るようです。
だから俳句が好きなのかも。
で、このわたしの好きなこと、仕事に使わないのは、もったいないので、コンセプトメイクとか商品作りに使い始めました。
施術も続けてますよ。
よかったらご利用ください。